職務経歴書を書く時はSTARメソッドを意識しよう

職務経歴書の書き方

外資系企業の面接でよく用いられるSTAR。

実は、書類選考で最もウェイトを占める職務経歴書で用いて書くと、通過する確率が高まります。

でも、「このSTARってどういう意味なんだろう?」「職務経歴書に反映させるにはどうすればいいんだろう?」というように疑問が沸いてくると思います。

そこで、今回の記事では、用語の意味だけでなく、STARを用いる箇所、メリットなどを解説しました。

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STARとは

STARとは、

Situation:状況

Task:課題

Action:行動

Result:結果

の頭文字をとって表したフレームワークのことを指します。

この手法を面接で用いることで、企業は応募者の行動特性を知ることができ、自社に合った人材を見抜くことが容易になります。

STARを用いる箇所

STARは職務内容に用います。

職務内容にSTARを用いて書く理由

職務内容は職務経歴書の中でも大きなウェイトを占めていて、面接に呼ぶか呼ばないかの最終的な判断をする重要な項目です。

職務内容をSTARで書かないと、どんな行動をする人なのか、結果を出せるのかをアピールしにくいので、損します。

職務内容の構成を確認しておく

STARを用いる前に職務内容の構成を確認しておきましょう。

職務内容は詳細と実績に分けて書きます。

職務内容の詳細で、どんな仕事に取り組んでいたのかを書かないと、STAR以前に企業は応募者のことを理解できません。

ここで、営業職を例に、詳細で書かなければならないことを列挙します。

  • どの職種を何年間経験したのか(例:営業管理職を2年間)
  • マネジメント経験があれば何名マネジメントしたのか(例:5名をマネジメント)
  • 営業の概要(例:マーケティングツールの新規開拓営業)
  • 対象顧客(例:ネットを活用しきれていない中小企業)
  • 営業手法(例:広告代理店、Web制作会社の代理販売や紹介で部門責任者へアプローチ)
  • 結果(年間100社を新規開拓)

なお、職務内容の詳細はSTARでは書きません。実績で用いて書きます。

職務の実績でSTARを用いて書く

実際に例を用いて解説します。

状況・課題:20××年にライセンス契約を結んだマーケティングツールの販売目標は、部署全体で〇億円、個人目標は〇〇〇万円に設定

行動:個人目標を達成するために、ネット化が進んでいる大企業ではなく中小企業を責めることを選択。多くの顧客リストを持っている首都圏の広告代理店やWeb制作会社をターゲットに営業を開始。提携による代理販売を進める作戦を実行。営業手法はセミナー営業を選択、欧米の最新マーケティングノウハウを提供しつつ、広告代理店やWeb制作会社に一定期間無料モニターとして良さを体感してもらう。

結果:結果として、代理店の顧客先の有力中小企業で導入が決定。この実績を基に、首都圏の中小企業の開拓に次々と成功した。

単純に、箇条書きで実績を書くだけでは味気ないですが、このように論理的に書くと、採用担当者もイメージがしやすいです。

STARにSを加えるとさらに良い

実は、STARだけでは結果で止まってしまっているので、自己満足と捉えられかねません。

そこで、客観的に自分を振り返ってみてどう思ったのかという「self-appraisal」を加えてあげると、再現性をアピールすることができます。

企業側も再現性があると確認できれば、自社で活躍してくれそうだと思えるので、面接に呼んで詳しく話を聞きたくなります。

この「self-appraisal」のSを加えたSTARSは、転職と副業のかけ算の著者で、転職のスペシャリストのmotoさんが提唱していて、転職志望者やキャリアアドバイザーに好評を得ています。

職務経歴書をSTARで書くメリット

職務経歴書をSTARで書くメリットを以下にまとめました。

論理的に職務内容・実績を伝えられる

STARは論理的に職務内容・実績を伝えられます。

人気のある企業は、職務経歴書をじっくり読む時間がありませんが、論理的に書かれていると、文章量があるように見えても、読みやすいので、採用担当者の評価が高いです。

魅力的な職務内容・実績になる

一見大したことのない経験でもSTARを意識して書くことで、魅力的な職務内容・実績に見えるようになります。

自分には派手な経験が無いから、職務経歴書でアピールできることなんてないと思っている人に、STARを試してほしいです。

専門知識・スキル、価値観、行動特性をアピールできる

行動特性はこれまでに何度も述べてきましたが、専門知識・スキル、価値観もアピールすることができます。

職務経歴書を書く上で、読み手の気持ちを考えられるというのは大きなポイントで、採用担当者が知りたい、専門知識・スキル、価値観、行動特性が表現されているのは、評価が高いです。