職務経歴書を作成したら、それで終わりではありません。磨き上げてよりよい物にする必要があります。そこで、どうやって職務経歴書を磨き上げればよいのか2つにまとめました。
スカウト機能を活用する
スカウト機能の活用は作成した職務経歴書を磨き上げる手段の一つです。そこで注意すべき点は以下の2点があります。
- スカウト機能の活用の仕方
- どの転職サイトのスカウト機能を利用すべきか
スカウト機能の活用の仕方
このスカウト機能ですが、自分が転職市場から求められているのかどうかが分かります。
スカウト機能に登録しても全く反応がない場合には、求人に応募しても書類選考に通過する確率が低いと思ってください。
一方でオファーが多数届くようであれば、書類選考に通過する確率が高いと言えます。
つまり、最初は反応がなくても企業や転職エージェントからのオファーが来るように、スカウトに登録をしている内容、即ち職務経歴書に書いている内容を書き直していけば良いのです。
どの転職サイトのスカウト機能を利用すべきか
リクナビNEXTやイーキャリアのスカウト機能を利用してもよいのですが、できればマイナビ転職エージェントや人材バンクネットの利用をおすすめします。
なぜかと言うと、転職エージェントからしかオファーが来ないからです。
普通であれば企業からオファーが来た方が良いのですが、職務経歴書を書類選考に通過するレベルに持ってくるためには、転職エージェントポータルサイトのスカウト機能の方が勝手が良いのです。
転職エージェントは企業に求職者を紹介して手数料をもらうビジネスなので、書類選考に通過し、かつ内定までいきそうな人材を探しています。
つまり、転職エージェントのお眼鏡にかなう職務経歴書というのはかなりイイということになります。
職務経歴書のブラッシュアップをする際は、転職エージェントのポータルサイトのスカウト機能を利用しましょう。
スカウト機能がある転職エージェントのポータルサイト
人材バンクネット
アイ・キューが運営する転職エージェント保有する求人を検索できるサイトです。公開求人情報が9,800件弱、非公開求人情報が2,200件強掲載されています。希望職種×希望勤務地×希望年収×検索したいワードで求人を検索できるだけでなく、専門分野×事業所エリア×性別でアドバイザーを検索することもできます。
マイナビ転職エージェントサーチ
転職エージェントが保有する求人を検索できる便利なサイトです。およそ82,000弱の求人が掲載されています。職種、勤務地、社名、得意分野・業界、転職エージェントの運営会社名・アドバイザー名での検索もできます。
身近な人に助言をもらう
身近な人に助言をもらうことによっても、職務経歴書は良くなります。そこで、以下の2点についてまとめました。
- 身近な人とは
- どんな助言をもらえばよいか
身近な人とは
身近な人で思いつくのは、まず両親ではないでしょうか。
だいたいの家庭であれば、働きに出ているのは父親だと思いますので、社会人経験が豊富な父親に助言を求めるのが良いでしょう。
父親の場合はどちらかというと、企業の中で言う管理職の人が書類審査で職務経歴書をチェックする感じで助言してくれると思います。
もちろん父親でなくて母親でも、親戚のおじさん、おばさんでも近所のおじさんでも構いません。
次に思いつくのが友人です。
友人なので同世代の社会人の立場で助言してくれます。
企業の中で言えば、一次面接あたりにでてくる面接官が職務経歴書を見て思ったことを助言してくれる感じになると思います。
困ったり悩んだりした時に助けてくれるのが両親や友人といった身近な人です。
どんな助言をもらえばよいか
先に述べましたが、「企業の中で言う管理職の人が書類審査で職務経歴書をチェックする感じ」とか「一次面接あたりにでてくる面接官が職務経歴書を見て思ったことを助言してくれる感じ」だと曖昧なので、もう少し詳しく述べます。
具体的には、
- 職務経歴書が読みやすいか
- 採用する側が自社の社員として活躍できるイメージが持てるか
- 過度な表現になっていないか
の3つが助言をもらう上でのポイントとなります。
職務経歴書が読みやすいかというのは、メリハリが効いた書き方をしているかとか、記号や数字などをうまく活用して書かれているかです。
文章が長々としていて読みにくい職務経歴書はゴミ箱行きなので気をつけましょう。
採用する側が自社の社員として活躍できるイメージが持てるかというのは、今までのキャリアを何でもかんでも書けばよいというものではなく、応募先そして職種に合った書き方をしているかということです。
自社で活躍できるイメージが持てるというのは、非常に印象が良いです。
過度な表現になっていないかというのは、面接に進んだ際に、職務経歴書に書かれている内容と話している印象が違うように受け取られてしまわないようにするためです。
嘘をついているわけではないけど、嘘をついていると捉えかねられないので、面接の際にマイナス評価されます。
以上のまとめ
- 家族、特に父親に助言を求める
- 友人に助言を求める
- 読みやすい職務経歴書になっているかを聞く
- 採用する側が自社の社員として活躍できるイメージが持てるかを聞く
- 過度な表現になっていないかを聞く