転職は以前に比べて珍しくはなくなり、新卒で入社して2~3年で勤めている職場に見切りをつける人も多くなりました。
一方で、リストラの年齢も年々下がっていて、40代半ばで早期退職制度の対象になり、再就職活動を余儀なくされる人もいます。
それぞれの事情に合った職務経歴書を作らないことには、面接の機会は得られません。
そんな時に、幅広い職域・職種を扱っているリクルートエージェントは役立ちます。
当然提供されている職務経歴書の見本も幅広くあります。
そこで、今回の記事では、リクルートエージェントの職務経歴書の書き方・職種別見本どんなコンテンツなのか、概要やおすすめポイントを解説しました。
リクルートエージェントの職務経歴書の書き方・職種別見本の概要
リクルートエージェントでは、転職成功ガイドの中に、職務経歴書の書き方・職種別の書き方見本とフォーマットダウンロードという、まとめページがあります。
この記事も含め、職務経歴書について書かれているのは全部で94記事あります。
どのような構成になっているのか?
職務経歴書に直接関係するコンテンツとしては8つあります。
用語の解説に始まって、準備事項や書く際のポイント、見本の一覧など職務経歴書の基本的なことは、このまとめページで網羅しています。
中でも、職務経歴書関連ページの約90%を占めている職種別の見本は、まとめページにおいて、9つの職種カテゴリごとに分けて、リンク集形式で紹介されているので確認しておきましょう。
9つの職種カテゴリの記事は要確認
9つの職種カテゴリには、それぞれの書き方のポイントをまとめたページがあります。
全部の職種が入っているわけではないので、見本ページに書かれている書き方のポイントと併せて確認しておくことが必要です。
リクルートエージェントの職務経歴書関連コンテンツを語る上で欠かせないポイント
dodaに次いで、リクルートエージェントの職務経歴書見本も、84種類と豊富です。
リクルートエージェントは、若年層向けの就職・転職支援に強いこともあって、第二新卒や職務経験が少ないフリーター向けの見本も5種類あります。
第二新卒やフリーターの人にとってはぜひ確認しておきたいです。
リクルートエージェントの職務経歴書見本は84種類+α
dodaに次いで職務経歴書の見本が多く、84種類あります。
その良い点・悪い点をまとめました。
- 自分のキャリアに近い見本を選べる
- 低キャリア向けの見本もある
- 営業職はdodaほどの細かさはない
- 一部職種はない
自分のキャリアに近い見本を選べる
見本が84職種あるので、自分のキャリアに近いものを選ぶことができます。
IT・通信系技術職が12種類、電気・機械・自動車系技術職13種類、営業職が5種類、販売・サービスが4種類、オフィスワークが2種類、メディカル・化学・食品系技術職が14種類、企画・事務職12種類、金融・不動産系専門職16種類、第二新卒が5種類、英文レジュメが1種類です。
また、フォーマットも、編年体形式、逆編年体形式、キャリア形式の3つが用意されているので、自分のキャリアや見本と併せてカスタマイズすることで、より自分に合った職務経歴書が作成できます。
低キャリア向けの見本もある
dodaにも第二新卒向けの見本がありますが、1種類しかありません。
しかし、リクルートエージェントには、営業、IT、職務経験が少ない方(アルバイト) 、事務系(管理部門・マーケティングなど)、エンジニアの5つの職務経歴書の見本があります。
1つ目の良い点とも重なりますが、低キャリア向けで、自分のキャリアに近い見本を選んで職務経歴書を作成できるので、とても良いです。
ちなみに以下の本は、第二新卒も参考になる職務経歴書の書き方が分かります。
営業職はdodaほどの細かさはない
営業職の職務経歴書の見本は5種類しかない(注:職種カテゴリまとめページにはもう少しある)ため、24種類のdodaよりも数は少ないです。
そのため、自分のキャリアに合った職務経歴書を作るのに苦労するかもしれません。
ただ、営業職の職務経歴書で書くべき事項は、基本的に共通しているので、そこを抑えておけば問題はありません。
以下は、他サービスも含めて営業職の職務経歴書を一括でまとめています。
一部職種はない
保育・介護、公務員・教員の職務経歴書見本はありません。
他の転職サービスが提供する見本を参考にしましょう。
職務経歴書の書き方のポイントに注意
職務経歴書の書き方のポイントはdodaほどではないですが、最低限の記述があり、参考になります。
ただし、注意点もあるので以下にまとめました。
- 見本ページに書き方のポイントがない職種がある
- 職種カテゴリのページにしか載っていない書き方のポイントがある
- 個別の見本ページがない職種がある
見本ページに書き方のポイントがない職種がある
リクルートエージェントの職務経歴書見本ページには、書き方のポイント(個別のアドバイス)が記載されていない職種があるので、注意が必要です。
職種カテゴリのページにしか載っていない書き方のポイントがある
概要でも述べたように、9つの職種カテゴリに見本は分かれていますが、それぞれにまとめページが存在します。
ここには、書き方のポイントがまとめて載っていて、個別の見本ページが用意されていない職種の書き方のポイントがあるので、見逃しやすく、注意が必要です。
個別の見本ページがない職種がある
例えば、営業職だと、「個人営業/サービス営業/製品営業 等」の職種カテゴリーページには、メーカーや流通向けの書き方のポイントとWordの見本の記載があります。
しかし、個別ページはありません。
もし、個別ページがあったとしても、営業の他の職種と、書き方のポイントと見本以外は同じなので、気にし過ぎる必要はありません。
職務経歴書エディター、レジュメNaviはとても便利
リクルートエージェントには、職務経歴書エディターとレジュメNaviという便利な職務経歴書作成ツールがあります。
どちらも中身は同じですが、ここでは職務経歴書エディターを中心に評価しました。
職務経歴書エディターは登録不要で利用できる
レジュメNaviは基本的に登録面談後に利用できる職務経歴書作成ツールです。
一方で、職務経歴書エディターは、登録をしなくても利用することができます。
作成した職務経歴書は、Word形式でダウンロードすることができます。
ガイドに従って入力するだけ
職務経歴書エディターはガイドに沿って入力していくだけで、職務経歴書を簡単に作成することができます。
ステップは、会社情報、職務詳細、資格・語学、職務要約、自己PRの5つがあり、万が一書き方に迷ったとしても、入力例が豊富にあるので、心配はいりません。
職務経歴書の作成を面倒に感じている人に必須のツールです。
スマホで職務経歴書を作成できる
リクルートエージェントの職務経歴書エディターは、スマホ対応しています。
そのため、PCを持っていなかったり、出先でも気軽に作成することができます。
未登録者は作成途中で保存できない
職務経歴書エディターを利用する上での注意点があります。
リクルートエージェントに登録していない人は、作成途中での保存ができません。
登録した方が転職サポートも受けられますし、保存等もできるので、おすすめです。
なお、リクルートエージェント以外の職務経歴書ビルダーを探すなら、以下の記事が参考になります。
「リクルートエージェントの職務経歴書の書き方・職種別見本」まとめ
- リクルートエージェントの職務経歴書見本は84種類+α
- 職務経歴書の書き方のポイントに注意
- 職務経歴書エディター、レジュメNaviはとても便利
リクルートエージェントの職務経歴書の書き方・職種別の書き方見本とフォーマットダウンロードのページには、見本へのリンクが84職種分貼られています。
さらに、職種カテゴリごとに書き方のポイントをまとめたページがあり、そこには、プラスアルファで見本へのリンクがあるので、確認しておきましょう。
書き方のポイントは、一部の職種では見本ページには載っておらず、さらに職種カテゴリの書き方ポイントのページにしか載っていない職種もあるので、くまなく確認しておきましょう。
職務経歴書の作成が面倒だという人は、職務経歴書エディターがあるので、活用しましょう。
リクルートエージェントに登録すると、職務経歴に合った求人紹介だけでなく、添削もしてくれるのでおすすめです。