「ブランディング転職術」は職務経歴書をより良く魅せたい人におすすめ

職務経歴書作成におすすめの転職本・note・サイトの書評

黒字でも早期退職の名のもとリストラが行われるようになり、対象年齢も段々下がってきています。

もはや終身雇用ではない世の中で、転職や再就職をするのはライバルが多くなり、非常に大変です。

そんな中で、非正規、職歴が少ない、退職後のブランクがあるなどキャリアに難がある場合は、入念な対策をしないと転職・再就職は難しいです。

ではどうやって入念な対策をすればよいのか、その答えが、自分自身をよりよく魅せることです。

ただし、魅せると言っても、職務経歴書に書く経験を捏造するとか、盛ることをしていいわけではありません。

あくまでも、事実ベースに基づいて、相手の興味を引く表現に変えるのです。

そんな自分をよく魅せる方法なんて知らないよと思うかもしれませんが、指南してくれる本があるんです。

それが、「ブランディング転職術」です。

今回の記事では、ブランディング転職術がどんな本なのか、職務経歴書をよりよく魅せたい人におすすめのポイントを解説しました。

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「ブランディング転職術」ってどんな本?

ブランディング転職術はどんな本なのか、扱っている内容、注目して読んで欲しい箇所、本書を語る上で欠かせないポイントについてまとめました。

本書では何を扱っているのか

ブランディングというと概念が広いのですが、本書ではキャリア・ブランディングに特化して書かれています。

前半が主に、キャリア・ブランディングの基礎、後半が、キャリア・ブランディングの手法を用いた応募書類の書き方について書かれています。

注目して読んで欲しい箇所

職務経歴書をよりよく魅せたい人は、キャリア・ブランディングの実践のページを読んで欲しいです。

実践のページは、第4章と第5章にわたっていて、前者が準備編、後者が職務経歴書の書き方編に分かれています。

特に、職歴が少ない人やブランクが空いている人、他者と差別化したい人は、第5章の後半に記載されている、自己PR文の書き方を読んでおくと良いです。

本書を語る上で欠かせないポイント

著者は第3章3項で、「自分のキャラクターを活かすべし」と述べています。

ここが、まさに本書を語る上で欠かせないポイントです。

自分の過去の経歴・実績を捏造したり、本人のキャラクターを転職用に変えると、採用から遠ざかりますよと言っています。

職務経歴書を作成する時には、このポイントを意識しましょう。

「ブランディング転職術」の著者プロフィール

ブランディング転職術の著者は、和多田保さんといいます。

1968年に兵庫県で生まれる。大阪大学経済学部卒業。新卒で出版社に就職後、社会保険労務士を取得し、独立開業。その後転職総研を設立し、会社員の転職支援を行う。本書以外に、『転職・再就職のための「自己PR文」の書き方』、『働きながら1年で!社労士最短合格の時間術・勉強術』の著書もある。

職務経歴書の書き方が分かりやすくてとても良い

ブランディング転職術で紹介されている職務経歴書の書き方はとても分かりやすくて良いです。

その理由を以下にまとめました。

職務経歴書の書き方を分解している

テンプレートがダウンロードできるページに解説を添えている転職サイトは多くありますが、本書のようにパーツに分けて詳細に解説しているものはほぼありません。

そのパーツごとになぜその記述をすべきなのか、意図を理解しながら、ステップごとに書き方を学べるので、初めて職務経歴書を書く人は知っておいて損はありません。

例文があるので迷わない

職務経歴書のパーツごとに書き方を解説していますが、同時に例文も添えられているので、どのように書けばよいのか迷うことはありません。

特に企業情報、職務内容、実績概要・詳細、提供できる経験・知識・能力、自己PRは複数のパターンが掲載されているので、自分がアピールしやすいと思うものを選べます。

パーツを組み合わせるだけで職務経歴書が完成

ステップごとに学んだ書き方を組み合わせるだけで、簡単に職務経歴書が完成します。

1ページの中に、職務経歴書のイメージを掲載できると良いのですが、書籍の紙面上難しいので、「職務経歴書のお勧めの紙面構成」に従って書けば、問題なく作成することができるので心配はいりません。

差別化したい、欠点を補いたい人に自己PR文の作成はおすすめ

ブランディング転職術が他の転職本と違うのは、自己PR文です。

特に、他者と差別化したい人、ブランクのような欠点を補いたい、キャリアが少ない人に自己PR文の作成がおすすめです。

自己PR文の作成がおすすめである理由

職務経歴書では足りない、補えない部分を自己PR文がカバーしてくれるからです。

新卒や既卒の就活で、自己PR文を書いたことがあるかもしれませんが、本書で書くものとは異なります。

能力ではなく、キャラクターをアピールするんです。

もし、採用担当者が能力的に同じ人のどちらかを選ぶとしたら、人間的に魅力のある人を選びます。

だから、職務経歴書とは別に作成するブランディング転職術独自の自己PR文は効果を発揮するんです。

これは、経験が豊富な人だけではなく、キャリアに自信がない人、ブランクが空いている人こそ書いて欲しいです。

指定されていない自己PR文を加えてよいのか?

ここで疑問に思うでしょう。提出書類として指定されていない自己PR文を加えてよいのかです。

本書でもこの疑問に答えていて、全く問題ないどころか、良い効果を発揮していると述べています。

もし、気になるようであれば、職務経歴書の一部として自己PR文を加えればよいです。

職務経歴書に書く自己PRは、セールスポイントや活かせるスキルのような別の文言に変えておけば、問題ありません。

私が採用担当者だったら、ゴミ箱行きにせず、一度確認します。そして、入社したいという熱意を評価します。

だから、書いて損はありませんよ。

「ブランディング転職術」まとめ

  • 経歴・実績・キャラクターを偽らない
  • 職務経歴書の書き方が分かりやすく解説されている
  • 職歴が少ない人やブランクが空いている人、他者と差別化したい人に自己PR文の作成はおすすめ

転職の応募書類で、書類選考に通過しようとして、過剰にアピールすると、面接に行けたとしても、突っ込まれた時にしどろもどろになってしまい、不採用になることが多々あります。

しかし、自分を良く魅せるためのブランディングは、自分に正直になることが大事です。

応募書類に書くにしても、面接で語るにしても、この正直さを意識しないといけないのが本書で言われていることです。

特に、自己PR文がその最たる例です。

経歴に難があったり、他社と差別化したい人は、自己PR文を上手に活用しましょう。

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